合同会社設立をオンラインでコストをかけずにやってみる! - 後編

設立

この記事では、法人設立ワンストップサービスで申請した後の体験談を記載しています。

申請時の体験談はコチラから参照できます。

法務局からの指摘事項

法人設立ワンストップサービスで申請後、翌日に早速法務局から電話が掛かって来ました。用件が3点ありました。

1つ目は、「登録免許税6万円を支払ってください」という連絡で、僕もどのタイミングで支払らえば良いのか分からずにいたのですが、法人設立ワンストップサービスの「申請状況の確認」にも納付先口座番号などが通知されており、ネットバンキングで電子納付しました。

2つ目は、これは良くあるようですが、「定款」と「登記すべき事項」に記載している『公示方法』の文言が異なるとのこと。確認してみると、確かに定款には「当会社の公告方法は、官報に掲載する方法により行う。」と記載し、登記すべき事項には「官報に掲載して行う。」となっていました。法務局の担当の方からは、「軽微なのでこちらで修正しておきます」と言ってもらえ、再提出は不要でした。

3つ目は、一緒に提出した印鑑届書のサイズが既定のものよりも小さく印刷されていたようで、再提出を求められました。自宅のプリンターが調子が悪かったので、わざわざコンビニに行ってプリントアウトしてきたのですが、それが逆にあだとなりました。。ダウンロードした専用用紙を印刷する際にプリンタによっては設定を変える必要があったのですが、当然コンビニでは設定変更はできないため、余白サイズが規定とは異なり、出し直しを求められました。用紙ダウンロードサイトに説明資料もありますので、事前にちゃんと目を通しておけば良かったです。

指摘のあった日のうちに出し直し、翌日また電話がありました。今度は、ちゃんと印鑑届書も規定通りだから大丈夫との連絡をわざわざくれました。提出から2日後、「法人番号指定通知書」受領可能のお知らせがありました。ついに僕の会社が法人登記されました!

都道府県事務所と市役所からの指摘事項

法人登記も完了し、これで厚生年金以外は申請不備は問題無いだろうと、たかをくくっていたら、、、

法人登記完了後から1週間ほどして今度は都道府県事務所と市役所から連絡がありました。どちらも同じ用件で、「法人設立・設置届に添付された歴事項全部証明書がxml形式で開くことが出来ないから、PDFにしてeLTAXで送ってほしい」と言われました。

ん、、でも、法人設立ワンストップサービスで申請する場合は、履歴事項全部証明書の添付は不要と明記されているのに、、しかもなぜeLTAXで、、という疑問と不満がこみ上げてきました。

しかし、ここで心証を悪くするのも得策では無いと思い、その日のうちに素直にPDF版をeLTAXで送付しました。たまたま銀行口座開設用に発行していた歴事項全部証明書が手元にまだあったので良かったです。

年金事務所からの指摘事項

申請前から最難関だと感じていた「厚生年金」関連の申請がやはり最後に残りました。法人設立ワンストップサービスで申請状況が見れるのですが、年金事務所だけは進捗が全くなく、連絡も全く来ない状況が登記完了後から5日経っても続きました。

元々、僕の場合、「健康保険被扶養者(異動)届」も提出する必要があったので、その届だけは直接年金事務所に持参する旨を備考欄に書いて申請していました。

5日目に直接年金事務所に行ける都合がついたので、年金事務所に出向いて事情を説明したところ、結局別々の申請ではダメだと言われ、しかも「健康保険・厚生年金保険 新規適用届」の提出には「被保険者資格取得届」も一緒に提出する必要があると言われました。

<厚生年金関連の申請で必要な届>
必須 健康保険・厚生年金保険 新規適用届
必須 被保険者資格届
任意 健康保険被扶養者(異動)届

でも、「被保険者資格届」は法人設立ワンストップサービスでは添付対象にはなっていないのです。。厚生年金関連は添付書類も多いのに、どれが対象とか添付方法の説明も無く不安がぬぐえないまま申請していたのですが、やっぱり、書類不足で申請自体が不備という扱いになり、その場で一から申請用紙に記入し直す羽目になりました。。

なので、法人設立ワンストップサービスで「健康保険・厚生年金保険 新規適用届」を提出する場合は、添付資料を添付する画面の最後の方にある「その他添付書類」という項目にアップロードして提出してみてください。

厚生年金関連の申請は失敗に終わりましたが、紙ベースで何とか提出し全てを終えました。

法人設立ワンストップサービスを利用した感想

年金事務所での手続き完了して3週間後くらいに、自分の会社名が記載された保険証が手元に届き、遂に自分の会社が出来た-!と感慨深かったです。

法人設立ワンストップサービスを利用して設立申請をした結果、直接出向いたのは法務局と年金事務所だけで済みました。

法務局の場合は、法人登記完了後に、「印鑑カード交付申請書」の提出と「印鑑証明書」、「歴事項全部証明書」を発行するために行ったので、設立申請のために出向いたのは年金事務所だけで、オンラインと電話連絡だけでほぼ完結することができ、法人設立ワンストップサービスのありがたさを実感しました。

法人設立ワンストップサービスで困った事のまとめ

最後に、法人設立ワンストップサービスを利用するにあたり、僕が困ったことを以下にまとめます。

何と言っても、添付書類の準備に苦労しました。

  • 無料版Acrobatを使って電子署名できるようになるまでには時間がかかる
    ⇒ コストをかけずにやろうとすると電子署名は大変です。そもそも情報が少ないですし。。電子署名 の作成方法をコチラにまとめました。
  • 「定款の写し」とは、定款が電子ファイルの場合、単純にファイルを複製したもので良いのかどこにも明記されていない
    ⇒ 電子署名付きの定款ファイルを単純にコピーして「定款の写し」として提出しました。特に何も指摘はありませんでした。
  • 印鑑届書はレイアウトサイズが厳密に決められているので、印刷設定には注意が必要
    ⇒ ダウンロードした専用用紙を印刷する際にプリンタによっては設定を変える必要がありますので、注意が必要です。僕の場合は、自宅プリンターの調子が悪いため、コンビニでプリントアウトして提出したのですが、上記設定変更をしていなかったため、余白サイズが規定とは異なり、出し直しになりました。。ダウンロードサイトに説明資料も用意されていますので、しっかりと読みながら印刷した方が良いです。
  • 法人設立・設置届(都道府県、市町村ともに)は、法人設立ワンストップサービスで申請すれば、履歴事項全部証明書の添付は不要と記載されているにもかかわらず、後日、添付された歴事項全部証明書がxml形式で開くことが出来ないから、PDFで送ってほしいと言われた
    ⇒ 銀行口座開設用にたまたま発行していた歴事項全部証明書が手元にまだあったので、PDFにしてeLTAXで送付しました。添付不要となっているのに、、なぜeLTAXで、、という不満はあったのですが、手続きを早く終わらせたいと思っていたので、直ぐに対応しました。

以上、僕が法人設立ワンストップサービスを利用した際の困った点でした。記事を読んでくださった方のお役に立てば幸いです。

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